共沸

思うところがない

2017-01-01から1年間の記事一覧

「挽く妖精」

カリカリ。 「何を挽いてるの」 涼やかな声。答えない。 カリカリ。 それは私の手元から。 「ねえ、何を貴方は」 私は応えず、行使するのは大臼。 直感に反する軽妙な音。 「きいてるの」 貴女は訊いている。私は聞いている。 挽音だけを私は聴いている。 「…

「伝達と信仰」

おはようございます。 これは信仰で、詩です。 過去の記事を読み返しました。文章が具体例を欠きがちで、敬体と常体がちゃんぽんだと自覚しました。改めません。詩です。 Ay yo. Check. ところでみなさん分かり合っていますか。いいえ。 人物を理解するとい…

エモい

エモという語は巨大すぎる— 土着信仰 (@NF_Corsesca) 2017年8月26日 すべての五感を覆い尽くしてしまう— 土着信仰 (@NF_Corsesca) 2017年8月26日 手持ちの語彙を奪う語としては「カワイイ」なんかより「エモい」の方がヤバイ気がしてきた— 土着信仰 (@NF_Corse…

こんにちは。 インターネットに捺印したり、ツイッターでセックスを語ったり、鶏皮の蒲焼きや、青春のサイゼや、そういう21世紀初頭に、オリンピックと呼ばれる葬儀で一つ国が逝き、墓と呼ばれる巨石が東京湾を堰き止め、東京だった場所に塩湖が現れる— 手 (…

東雲心菜の右眼

東雲心菜の右眼。 引退したと言ったな、アレはその……そう。手札事故(twitter.com/hand_accident)です。 最近生まれたときから元気が無いのですが、さきほど少し魔が差して東雲心菜の右眼とPCの画面いっぱいに200ポイントくらいのフォントサイズででかでかと…

隙あらば自己紹介

ご挨拶――はじめまして。 私――名:手札事故/身分:学生。 思い立つ――始める――はてなブログ。 発端―― ツイッターで思考を分割することに、どころか思考の断片だけを吐いて圧縮結果の模倣ばかりすることにさえ慣れきってしまった結果全く論を組み立て長い文を書く…